私はHSP、いわゆる繊細さんだと思います。
しっかりした診断を受けたわけではありませんが、HSPの特徴や悩みを見るたび、共感の嵐!
ほんとそれ〜!と思うことばかり!
あれ、私HSPなのでは…と気づきました(笑)
この記事を読む前に、こちらの点をご理解くださいね。
- 私はHSPの専門家ではありません
- あくまで私個人の考えです
- HSPの特徴は全てが当てはまるわけではありません
HSPの実体験として、参考になれば嬉しく思います。
HSPは病気じゃない!単なる特徴、個性のひとつ
HSP(Highly Sensitive Person)は5人に1人はいると言われています。
まず、お伝えしたいのが「HSPは病気じゃない」ということ。
単なる特徴、個性のひとつなのです。
ここで、私が好きな言葉をご紹介します!
大切なのは、なにが与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかである。
「嫌われる勇気」アドラーの言葉より
「なんで自分はHSPなんだ〜」と悩むのではなく、HSPという「与えられた個性」を生かして、どう人生を進んでいくのか。
そのためにはまず、このHSPという個性の特徴を知ることです。
何が得意で、何が苦手なのかを知っておく事で、得意なことに能力を発揮して、苦手を避けることもできます。
自分の「取説」がわかってくると、生きやすくなりますよ。
HSPの得意なこと
HSP、繊細さんの得意なことはこちらです。
あくまで一例なので、全てに当てはまるわけではありません。
- ひとつの事を丁寧に仕上げる
- 小さなミスに気がつける
- 事前に危険を察知できる
- 直感力がある
- 当たり前を疑える
- 物事の本質を掴める
- 記憶力がいい
- 環境からいい影響を受けられる
- ひとり時間を楽しめる
- 人の痛みに共感できる
- 相手が困っていると察知できる
- 気を利かせて行動できる
- 音や匂いなど小さな違いに気づける
- 相手に安心感を与えて心を開かせる
- 音楽や芸術を楽しめる など
いかがですか?
私にも、得意なものは、当てはまるものがたくさんありました!
ひとり時間、大好きです・・・!(笑)
HSPさんは、とにかく感受性が豊かなんですよね!
相手の感情に気づいて、細やかに対処できる。
ちょっとしたニュアンスの違いに気づけたり、いいものにふれて、吸収できたり。
私の場合、HSPならではの特徴は、在宅ナレーターの仕事にも役立っているなと感じています。
HSPの苦手なこと
一方、HSPの苦手なことはこちらです。
こちらもあくまで一例なので、全てに当てはまるわけではありません。
- 大きな音や強い光
- 飲み会など大人数での集まり
- 視線が一気に集まる状況
- 自分のことを自分から話す
- 上司などに対して報告する瞬間
- 本音を相手に伝える
- 噂や悪口を言うこと
- 雑談をすること
- リスクを考えず、とりあえず動く
- 人に助けを求める
- 急な問いかけに即答する
- 頼まれごとを断ること
- 「気にしない」こと
- ハッキリもの申すこと
- マルチタスク など
いかがでしたか?
苦手に関しては、当てはまるものもあれば、当てはまらないものもありました。
ただ、一部に関しては「ほんとそれ…!」と共感の嵐でした!
例えばなのですが、過ぎたことをクヨクヨ、何度も思い返してしまう。
雑談するにしても、「これ聞かれたくないかな?」と相手のことを考えすぎて、話題が出てこない(笑)
何かを始めるにしても、「ホントにいいのかな??」と考えすぎて、踏み出せないこともたくさんありました。
HSPは在宅ワーク向き?得意を生かせる働き方
私個人としては、「HSPは在宅ワーク向きかも」と感じています。
というのも、ひとりで作業していても、全く苦ではないんです!
私の場合、在宅ナレーションにHSPの特性が生かせています!
- ひとり時間を楽しめる
- 丁寧に仕上げられる
- 相手の感情を察知できる など
会社で働いていた時は、上司への報告や相談をするにも、相手のタイミングを測りまくっていて、ムダに消耗していました。
あとは他の方のイライラなど、負の感情をキャッチして、ダメージを受けることも。
そういうストレスがなくなったのも、ありがたいですね。
ひとりでいる事に苦痛を感じないので、在宅ワークでの仕事は問題なし(むしろはかどる)。
好きな紅茶を淹れて、楽しみながらおうち時間を過ごせています。
HSPの苦手への対処法
もちろん、仕事をしていても、「あっ、これ苦手だな」と感じる場面もあるんです。
在宅ワークといえど、お仕事というのは、相手(クライアントさん)ありき。
私の場合、相手のことをぐるぐる考えすぎてしまうことが…!
- ぐるぐる考えすぎてしまう
- 相手の考えを探りすぎる
- 相手からの返信が怖い(笑)
でも、「苦手だな」とすでに自覚はあって、「これは自分の性分だから仕方ない」と受け止めているんです。
心理学で言うところの「自己受容」ですね。
自己受容とは「できない自分」をありのままに受け入れた上で、できるようになるべく、前に進んでいくこと。
「アドラー心理学」より
私なりの対処法は・・・「考えるのをやめる」です!
自分の豊かすぎる感受性を、意識的にスイッチオフするイメージですね。
「今、その機能いらないかな」と切っちゃうんです。
- 自分なりに、相手のことを最大限考える
- それを相手がどう感じるかは、相手の問題
- 誤解があれば、解きほぐす努力をする
これは心理学でいうところの「課題の分離」。
自分ができるだけの努力はするけど、それをどう感じるかは、相手の問題なんですよね。
そこを切り離して考えることで、コミュニケーションへの苦手意識が少し減りました。
HSPの苦手が消えるわけではないのですが、自分なりの対処法を知っておく事で、いくらかラクになれますよ。
HSPという特徴との向き合い方
私個人の考えですが、「HSPを逃げの理由にしてはいけない」と思っています。
大切なのは、HSPという個性をコントロールして、どう人生を楽しくしていくか、なんですよね。
HSPは個性で、与えられたギフトのひとつなんですよね。
自分には、HSPという特徴がある。
繊細ゆえに、苦手なことや疲れること、傷つくこともある。
でも、HSPならではの強みもあるから、それを生かしていこう。
そう思って過ごしています。
「魔女の宅急便」の映画公開時の「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです」というキャッチコピーそのままな感じですね。
(魔女の宅急便、大好きです!)
落ちこむこともあっていいけど、きちんと復活できる、というのが大切。
私の場合、アドラー心理学の本から、いろいろヒントをもらいました。
「嫌われる勇気」は会話形式で読みやすいので、とっつきやすいかなと思います。
アドラーの教えや、アドラー心理学を100%理解する必要はなくて、自分に役立つところを「ふむふむ」と知るといいかなと。
自分の取説を知るためのアプローチとして、参考になりますよ。
この記事を読んだ方が、HSP、繊細さんならではの特徴を活かして、楽しく人生を歩めるといいなと思います。
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