こんにちは、おうちナレーターのchiharuです♪
今回は「声の個性」についてお話します。
宅録ナレーターをするには、声に個性がないとダメなんじゃないの?
普通の声だから、宅録ナレーターとして活動するには難しいかな…
そう考えて、宅録ナレーターを始めることに、二の足を踏む方もいらっしゃいます。
宅録ナレーターとしての個人的な意見を、ズバッとお伝えしますね。
宅録ナレーターは、声に個性がないといけないのか
まずは、結論からお伝えしますね。
在宅ナレーターに、声の個性はあってもなくてもOKです!
ええ〜!!
ホントにそうなの〜!?
「声の個性はあってもいいけど、なくてもいい」というのが、私の意見です。
確かに、プロの声優、ナレーターの場合は、オンリーワンの個性があると強い!!
ですが、宅録ナレーターの場合はなくても大丈夫なのですね。
普通の声のナレーションにこそ需要がある
私は、いわゆる普通の声にこそ、需要があると感じています。
というのも、普通の声には、こんなメリットがあるんです。
- ナレーションの内容を邪魔しない
- どんなナレーションにも対応しやすい
- 耳心地がよく、聞きやすい
例えば、企業研修のナレーションがアニメ声だったら、気になって内容が頭に入らないですよね?(笑)
このナレーション、声優さん?誰だろう?
なんでお堅い研修に、この声を選んだんだろう?
など、ただでさえ集中が途切れがちな研修中に、余計なことを考えてしまうはず。
普通の声の最大のメリットは、「ナレーション内容を主役にできる」こと。
これは、オーディオブックの案件に関しても同じです。
多くのクライアントは、自社サービスの内容をしっかり伝えたいので、「声が主役になる」状況は避けたいのですよね。
個性的な声ももちろん強みになる
もちろん、個性的な声にも需要はあります。
- 声そのものが魅力的
- そのまま読んだだけで様になりやすい
- インパクトがある、印象に残る
声そのものの魅力で、聴く人をパッと惹きつけるのは強みですよね。
やっぱり個性的な声には憧れたなあ〜。
chiharuさんはいたって普通の声だから、コンプレックスあったもんね!
ただ、声の個性だけで、宅録ナレーションの仕事ができるわけではありません。
- 重要なところを読み解く国語力
- ナレーションの表現、スキル
- クライアントの要望に応える力
- 仕事に対する真摯な姿勢
ナレーションの基礎や実力を磨いたりと、品質を高める努力も必要なのですよね。
例えば、声優界のレジェンドである山寺宏一さんは、現在もボイストレーニングを受けています。
個性的な声質、豊かな表現力を持っている山寺宏一さんでさえ、自分を磨く努力を欠かさないのです!
持って生まれた才能にあぐらをかかないことが、継続的に仕事をするポイントかと思います。
(『うさぎとかめ』の童話の通りですね!)
宅録ナレーターは、声に個性がなくても大丈夫!
宅録ナレーターは、他にも似たような声の方がいても大丈夫!
オンリーワンの個性がなくても問題ありません。
むしろ大事なのは「声の個性以外」の部分です。
そう考える理由を、少女マンガとショートケーキで考えてみますね。
声の個性について、少女マンガで考えてみよう
少女マンガって似たような絵の作品が、たくさんありますよね(笑)
○○さんの作品かな?と思ったら違ってた、ということはよくある事。
- 主役は中高生メイン(たまに小学生)
- 学園ものが多い
- 基本は恋愛ありき
少女マンガの大半は、同じような設定なので、どうしてもイベントや内容が似通ってくる。
主役の女の子や相手の男子にも、テンプレが存在するというか「どっかで見たパターン」多数。
でも、少女マンガって、そこまでオンリーワンの個性は求められてないんですよね。
絵が可愛くて、面白ければ問題なし!
個性より、キラキラ感やときめきが大事!
似たような絵でも、話が面白くて、好みの絵なら問題ない。
オンリーワンになる必要はなくて、「読者の需要を満たせればOK」というのが、少女マンガの世界なんです。
声の個性について、ケーキで考えてみよう
例えば、苺のショートケーキって、どこのお店も似た味になりますよね。
- 苺
- スポンジケーキ
- 生クリーム
基本はシンプルなこの構成。
もちろん、それぞれの店でこだわるポイントは違っても、大きくは変わらない。
でも、それで全く問題ないし、だからこそ多くの日本人に求められるのですよね。
苺のショートケーキは定番中の定番!
みんな好きだから、間違いないよね!
苺ショートには、普通ならではの良さや「これを買っておけば間違いない」という安心感があります。
- 安心感
- 定番商品
- みんな好き
オンリーワンの個性がなくても、普通だからこそ選ばれるものもあります。
プリンやシュークリーム、チーズケーキなどの定番商品も同じです。
これも「お客さまの需要を満たせればOK」ということなんですよね。
普通の声は、ホッとする安心感が売り
宅録ナレーターは、普通の声にも需要がある。
それは、普通の声である、私自身が感じてきたことです。
普通の声だからこそ、ホッとするし、安心するし、飽きないんですよね。
普通でいいんだね!
そうそう!
普通だからこその良さもあるんだよ!
声だけで際立った個性を出そうとするよりも、やるべきことがある。
- ナレーションの技術を高める
- 音声編集ができる
- 納期をしっかり守る
- 返信は素早く
- クライアントの要望を汲み取って、プラスアルファの提案
こういった事の積み重ねこそが、「また頼みたい!」と思ってもらえるポイントですよ。
宅録ナレーターは、声にオンリーワンの個性がなくても大丈夫!
いかがでしたか?
宅録ナレーターは、声にオンリーワンの個性がなくても大丈夫!
ただし、プロフィールに「普通の声です」と書くとアピールにならないので(笑)
「自分の声は、どんなナレーションに生かせるかな?」
「どういうナレーション内容に向いてるかな?」
「どう表現すれば、魅力を伝えられるかな?」
と研究してみるのがおすすめです。
自分の声の良さを生かして、「普通ならでは」の良さを追求してみてくださいね。
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