宅録ナレーターの録音品質やスキルに迷ったら見てほしい!寿司職人さんとの対談

※当サイトは広告を含む場合があります

※当サイトは広告を含む場合があります

在宅ナレーター

宅録ナレーターとして、悩むことって色々あると思います。

  • 今使っている録音機材でいいの!?
  • 自分の音声編集、まだまだすぎる
  • うまい人ってたくさんいる…
  • 自分のナレーションに需要はない?

自分を責めてしまったり、焦ったりして負のスパイラルに陥ってしまう。

chiharu
chiharu

その気持ち、めちゃくちゃよくわかります…!

がんばっているがゆえの焦りや悩みで、立ち止まってしまったとき。

宅録ナレーターとして、あなたが迷ったときの道標になればと思って書きました。

宅録ナレーターの録音品質や、自分のスキルに迷ったら

宅録ナレーターとして、自分の品質に迷うとき、大きくはこの3つだと思います。

  • 宅録機材(環境含む)
  • 音声編集(ソフトの使い方含む)
  • ナレーションのスキルそのもの

私もまだまだですし、そう思っているからこそ、成長があるのだとも考えています。

「今のままでいいのか!?」「もっと上を目指さないと!」と思うはず。

chiharu
chiharu

表現の世界って、ゴールや終わりがないんですよね…!

果てしない道のりに、時には息切れしそうになることも。

そんな時、別の業種を参考にすると、気持ちがラクになることがあります。

今回、ご紹介したいのは、独立開業している「寿司職人さん」のお話です。

ぷるるん
ぷるるん

寿司職人さん!?
またすごい世界だね!!

寿司職人のUさんとの対談で、参考になることがたくさんあったので、シェアさせていただきます。

フリーランスとして大切な要素を学べるので、ぜひ参考にしてくださいね。

宅録ナレーター、寿司職人さんと対談する

寿司職人のUさんは、33歳で独立して店を持ちました。

(ご本人はシュッとして、スタイリッシュな方です!)

飲食の世界はかなりブラックで(笑)、オーナー以外は少ないお給料で長時間労働、という世界。

chiharu
chiharu

雇われである限り、多くは望めないんですね…!

当時お世話になっていた方に、現在の店舗をゆずってもらえることに。

金額的にかなり背伸びしたけど、何とか決心して、店舗を手に入れて、開店します。

その決断に後悔はないし、あのとき勇気を出してよかった。

でも、やっぱり最初の1年は、精神的にかなり大変だったそう。

寿司職人さん
寿司職人さん

今までも雇われ店長として数字は見てきたし、経営をしてきたつもりだったけど、全然甘かったですね…!

雇われ店長のときは、どんなに厳しい状況でも、給料がもらえる安心感に、どこか甘えていた。

昨日はすごく忙しくても、今日はお客さんが来ないこともある。

お寿司なので、当然、食材のロスだってある。

そんな不安の中、何とか1年を乗り越えて、少しずつ自信がついてきたそうです。

寿司職人としてのこだわりと、経営とのバランスで揺れる

最初は「利益は少なくても、いいものを提供する!」という職人的スタンスでやっていたUさん。

chiharu
chiharu

一番悩んだのは、どんな事ですか?

寿司職人さん
寿司職人さん

寿司職人としてのこだわりと、経営とのバランスですね。

お客さんが来なければ、せっかくの食材も廃棄になってしまう。

特に寿司で使うのは生モノで、鮮度の高さが大切。

明日も使える食材もあっても、当日でないと使えない食材もある。

いい食材を使いたい、でもロスになった食材分のマイナスは、経営に直接響いてしまいます。

寿司職人さん
寿司職人さん

職人気質ゆえに「もっといい素材を仕入れできるのに…!」と悩みました。

chiharu
chiharu

あ〜!その気持ち、めちゃくちゃわかります…!

いい素材が目利きできるからこそ、「本当はもっといい素材があるのに」とベストを尽くせていない罪悪感がある。

寿司職人として「これでいいのか」と迷う日々。

でもある時、「店を続けていくために、しっかり利益を出すことは必要だ」と気づきます。

  • 取引先
  • 周囲の人々
  • スタッフ
  • 贔屓にしてくださるお客様

自分が店を潰したら、全ての方に迷惑がかかる。

今までは、利益度外視のサービス=いいことだと思っていたUさん。

でも、店の経営をしっかりと続けることが、大切なのだと考えるようになります。

宅録ナレーターの録音品質、スキルと通じる部分

寿司職人Uさんのお話は、宅録ナレーターにも通じる部分があると思うんです。

私も、声優、ナレーターとしてスタジオ経験があったからこそ、依頼された当初は驚きました(笑)

chiharu
chiharu

宅録のナレーションなんていいの!?

  • 設備の整ったスタジオでの収録
  • ディレクション
  • ミキサーさんの調整や編集

これらがそろってないと、だめなんじゃないか、と思っていたんです。

マイクや機材に関しても、最初は手探りで、どこまでのグレードにするか、本当に迷いました。

でも、宅録ナレーションを依頼するクライアントは、スタジオレベルの最上級クオリティまでは求めてなかったんですね。

(もちろん、クライアントにもよりますが)

  • きちんとしたナレーションスキルで
  • 音質も問題なく
  • 早い納品で
  • プロよりもお手頃な価格で

というところを求めていたんですね。

クライアント
クライアント

いいですね〜!
chiharuさんに頼んでよかったです!

クライアントには満足していただけて、感謝されたんです。

突き詰めれば、いくらでも上を目指せるし、上質なものの良さも知っている。

でも、全てのお客さんが、いつも、最高級品を求めているかというと、そうじゃないんですよね。

宅録ナレーションもお寿司も、ピンからキリまである

お寿司に関しても、銀座久兵衛などの有名店から、チェーン展開している店舗まで、様々ですよね。

  • 高級寿司
  • 立ち食い寿司
  • 宅配寿司、出前
  • テイクアウト
  • 回転寿司(クオリティ高め)
  • 回転寿司(100円)など
高級宅配テイクアウト回転100円系
久兵衛銀のさら小僧寿司
京樽
銚子丸
がってん寿司
スシロー
くら寿司
かっぱ寿司

職人の技を生かした江戸前寿司は、確かにすばらしい。

でも、学生やファミリーなどで、

  • 値段を気にせず
  • 気兼ねなく
  • お腹いっぱいお寿司を食べられる

というのも、とってもいい事ですよね。

TPOや需要に合わせて、求められる価値を提供していく。

お寿司の世界も、宅録ナレーターの世界も同じだと思うのです。

chiharu
chiharu

今の自分を求めてくれるお客さんはどんな人か、しっかり把握しておくといいよね!

必要としている人に、必要とされている形で提供する。

どちらがいい悪いではなく、どちらもあっていいのですよね。

宅録ナレーションもお寿司も、自分を必要としてくれるお客さんに届ける

寿司職人Uさんのお店は、地域の方にも愛されています。

めちゃくちゃ美味しいのに、ランチのおまかせ握りは、びっくりするほどお手頃価格。

(もっと高くてもいいのではと感じるほど!)

対談中、ご年配の女性が、ご主人のための折詰寿司を受け取りにいらしたんです。

主人は本当に、ここのお寿司が好きなのよ〜
でもお店には来られなくって。

寿司職人さん
寿司職人さん

そうなんですね〜。
ぜひご自宅でゆっくり召し上がってくださいね!

その光景を見ながら「地域の方に愛されて、必要とされるって、すごくいい事だなあ」と感じたんです。

必ずしも、最高級=ベストアンサー、ではない。

誰かを幸せにするには、それぞれのやり方、スタンスがあっていいんじゃないかなあ、と。

宅録ナレーションも、自分を必要としてくれるお客さんを大事にして、届ける意識が大切なんですよね。

そして、身近な場所にも、ナレーションを必要としている所はあるはず。

クラウドソーシングだけじゃなく、幅広い視野でチャンスを探してほしいなと感じました。

宅録ナレーションもお寿司も、いろんな形があっていい

プロで活躍する方々の中には、ナレーションや演技に対して、とことんストイックな方もいらっしゃいます。

すご腕の寿司職人さんで「このレベルでないと、寿司とは認めん!!」という方もいらっしゃるはず。

神レベルの腕前で、もはや芸術の領域に達している方々。

技術や表現力、レベルの高さを保つため、研ぎ澄ませて、高めていく存在も必要です。

chiharu
chiharu

プロの第一線で活躍してきた方の中には「宅録なんて」と思う方もいるかもしれません。

ただ、動画の普及や、オンライン化が進んだことで、ナレーションの需要もより幅広くなったんですよね。

ナレーションの世界も、

  • スタジオ収録も
  • 宅録も
  • ガチ勢も
  • 声の仕事を楽しみたい人も
  • 副業でやる人も

いろんな形があっていい。私はそう思っています。

宅録ナレーションもお寿司も、最低限の品質は大事

とはいえ、宅録ナレーションもお寿司も「最低限の品質」は大事です。

例えば、スシローが全然美味しくなかったら、いくら安くても行かないはず。

ぷるるん
ぷるるん

確かに…!
この値段でこのクオリティならいいかな、って感じだもんね。

宅録ナレーションも同じです。

大事なので、リアルな話をしますね。

  • ナレーションがうまくない
  • 品質(音質)がよくない

クライアントにそう思われたら、もう二度と、宅録ナレーションの依頼は来ません。

いくら安い金額でも「ちょっと微妙・・・」と思われたら、リピートされる事はありません。

しかも、その事実は教えてもらえないのですね。

だからこそ、私はメールレッスンなどでも「ナレーションのクオリティを上げましょうね」とお伝えしています。

宅録ナレーションでも「お値段以上の価値」を提供することが、リピートに繋がりますよ。

宅録ナレーターの録音品質、スキルに迷ったら

宅録ナレーターとして、身も蓋もない発言をしますね。

chiharu
chiharu

宅録よりも、設備の整ったスタジオ収録の方が、そりゃあ音質がいいですよね。

ぷるるん
ぷるるん

わあ!ホントに身も蓋もない!(笑)

自宅での収録において、しっかり設備の整ったスタジオや、プロの録音、編集技術に敵うはずがない。

  • 設備の整ったスタジオ
  • 高品質なコンデンサーマイク
  • プロのミキサーさんが収録、編集

プロの世界にいたからこそ、専門分野のプロフェッショナルの仕事を、心からリスペクトしています。

ただ「スタジオ収録には敵わないんだから、こんなもんでしょ〜」とは思っていません。

スタジオ収録の素晴らしさを知っているからこそ、宅録に生かす。

  • クリアな音声を耳に焼きつけて
  • プロの細やかな表現を聴き取って
  • そのクオリティを再現できないか

自分の宅録ナレーションに、活用できるヒントを見つけていく。

いかに工夫して、録音やナレーションの品質を高めていくかが、宅録ナレーターの腕の見せ所なんですよね。

宅録機材に関しても、食材のようにロスにならない分、多少は購入してみたらいいんじゃないかなあ〜と思っています。

(飲食業界って本当に大変な世界だな・・・!と改めて実感しました)

寿司職人さんと宅録ナレーター、オンラインレッスンの可能性について

ではここでこっそり、寿司職人Uさんと楽屋裏トーク。

寿司職人さん
寿司職人さん

独立開業して、個人で経営しているので「自分が働けなくなったら終わり」という怖さがありますよね。

chiharu
chiharu

ああ〜!それは確かにありますよね!

今はまだ働ける、でもこれから先、現役でどこまでやれるか。

もう1店舗出したいけど、なかなか自分の技術を伝えられる人がいない。

(流れの職人さんはクセがあったりして、扱いが難しいのだとか)

寿司職人さん
寿司職人さん

海外に出店すべく、準備していたけど、あと少しという所でコロナになって海外に行けなくなったんですよね。

chiharu
chiharu

海外はめちゃくちゃ需要ありますよね!
ちなみにどのあたりなんですか?

寿司職人さん
寿司職人さん

アジア圏なんですけど、彼らはYouTubeで寿司を勉強してるんですよね!

chiharu
chiharu

へええ〜!それはすごい!!

アジア圏の方々は、YouTube動画でお寿司の握り方を勉強していること。

真剣で、ものすごく貪欲だからこそ、動画からでも、グングン吸収するのだとか。

オンラインレッスンを開講する身として、可能性を感じた瞬間でもありましたね。

もちろん、対面レッスンにしかできない事もある。

でも、オンラインでも学べる、身につく事はたくさんあるのだなあと感じました。

お寿司に関しては、80点までは来ているけど、そこから先は画面では伝わらないのだとか。

コロナが落ち着けば、また出向いて教えてあげられたら、とお話しされていました。

ここで私は、ビジネスモデルをいくつか提案して、採用されましたが、詳しく話すと長くなるので割愛します!

宅録ナレーターの録音品質や、自分のスキルに迷ったらまとめ

いかがでしたか?

寿司職人Uさんのお話、宅録ナレーターとしてのヒントがたくさん見つかりました!

宅録ナレーターの録音品質や、スキルに迷ったら、ぜひ参考にしてくださいね。

最初から、銀座の高級店で、お寿司を握らなくてもいいんです。

今の自分を求めてくれるお客様に、最大限、いいものを提供する、という姿勢が大切です。

「この値段で、このうまさなら、コスパがいい!」「ぜひまた頼みたい!」

クライアントさんにそう感じてもらえるよう、日々精進していきましょうね。

在宅ナレーション無料講座

登録直後に1回目の講座をお届けしています。

7日間の中でもとても大切な内容ですので、

登録完了しましたら、必ず1回目のメールをご確認ください。

タイトルとURLをコピーしました